また、あるドキュメンタリーで(2017年、栃木・宇都宮公演の楽屋で)宮本浩次が自分自身の才能について答えたシーンがあるんです。
メロディーも好みだけど、さらに、歌詞に心を揺さぶられるのです。
歌詞 この世は無常 皆んな分かつてゐるのさ 誰もが移ろふ さう絶え間ない流れに ただ右往左往してゐる いつも通り お決まりの道に 潜むでゐるあきのよる 着脹れして生き乍ら 死んぢやゐあないかとふと訝る 飼馴らしてゐるやうで 飼殺してゐるんぢやあないか 自分自身の才能を あたまとからだ、丸で食い違ふ 人間たる前の単に 率直な感度を頼つてゐたいと思ふ さう本性は獣 丸腰の命をいま野放しに突走らうぜ 行く先はこと切れる場所 大自然としていざ行かう そつと立ち入る はじめての道に震へてふゆを覚える 紛れたくて足並揃へて 安心してゐた昨日に恥ぢ入る 気遣つてゐるやうで 気遣わせてゐるんぢやあ 厭だ 自己犠牲の振りして 御為倒しか、とんだかまとゝ 謙遜する前の単に 率直な態度を誇つてゐたいと思ふ さう正体は獣 悴むだ命でこそ成遂げた結果が全て 孤独とは言ひ換へりやあ自由 黙つて遠くへ行かう 本物か贋物かなんて無意味 能書きはまう結構です 幸か不幸かさへも 勝敗さへも当人だけに意味が有る 無けなしの命がひとつ だうせなら使ひ果たさうぜ かなしみが覆ひ被さらうと 抱きかゝへて行くまでさ 借りものゝ命がひとつ 厚かましく使ひ込むで返せ さあ貪れ笑ひ飛ばすのさ 誰も通れぬ程狭き道をゆけ スポンサーリンク 歌詞の意味・解釈 1番 この世は無常 皆んな分かつてゐるのさ 誰もが移ろふ さう絶え間ない流れに ただ右往左往してゐる 無常とは この世の中の一切のものは、 永遠不変のものはないということ。 これは、 同じ世界観を共有している数少ない同士としての表現というか…。 最高の作品です。
11宮本浩次 Ashita Igai Subete Moyase feat. 昨日、11月9日のMステに二人が登場し、宮本の狂気じみた(ファンからすればいつも通りの)パフォーマンスが放映されたことで、『獣ゆく細道』という曲について、さらには宮本浩次という人物について、もっと知りたくなった人も少なくないと思います。
また、お互いが向き合う場面もありますが、決して絡むことがない(笑)これは、流石と想いました。
今こうやって歌えるのはうれしい。
生気がなくなって瘦せ衰えること。
デュオ• そして、私、この曲を続きで聴いてみたんですけど、「目抜き通り」の最後と「獣ゆく細道」の始まりのテンポが同じ速さなんです。 宮本さんは孤独と戦ってきたイメージがあるけれど、孤独ってつまり、自由ってことだから。 まさに、野生。
13デビュー当時から現在にかけて、30年間のアルバムを並べながら、宮本浩次が何を考えて曲作りをしてきたかを考察しています。
サビ1 丸腰の命をいま野放しに突走らうぜ 行く先はこと切れる場所 大自然としていざ行かう 丸腰とは 武器を所持していないこと。
最近のの楽曲には人生を謳ったものが多いですが、 この曲もその類に属する曲だと思います。 詩ですが、先づ最初、段落が上に来ている部分。 バンド• そして、双方のメッセージのやりとり(鼓舞しあっているところ)はどの部分か。
15きっと、平民には見えない世界です。
映像は。
そこでふと思う。 (林檎さんと思想が似ているのかな) 丸腰の命をいま野放しに突走らうぜ これは、如何にもミヤジ先生が言いそうな表現ですね(笑)「」に代表される……あ、おまえと突っ走るは石くん作詞だった。 「細道」は、ミヤジ先生の好きな、の「おくのほそ道」(奥の 細道)にも通づる表現です。
15本物同士じゃないと分かり合えない感覚でつながっている二人の曲が『獣ゆく細道』なのだと、僕は思います。
そう!このブログは、自分の楽しみと、考えのアウトプット…あと、平民のの為にくらいしかやってないんで…まぁ、少し褒められたら嬉しいくらいです(笑)いつも見てくださってる方々、これからも宜しくお願いします。
— elekashi30th. 卍格好いい!ただ、耳元で林檎さんが囁く… あたまとからだ、丸で食い違ふ のところ。 :高水健司• 先輩たちの考察を踏まえさせていただいてるのでそんなにズレてはないはずなんだけどな。
12(例えば、エレカシよりもずっと売れているミスチルを手がけていた小林武史さんと一緒にやったりとか)宮本浩次は「結果」に誰よりこだわりたい人。
つまり 率直な感度というのは、 ありのままの本当の自分が感じるもの。
椎名林檎さん『獣ゆく細道』の歌詞 ケモノユクホソミチ words by シイナリンゴ music by シイナリンゴ Performed by シイナリンゴ. ソロ活動は必ずに還元してください。 こーゆー林檎さんの言葉遊びのユーモア好きですわw。 過去、向き合って来た自分自身から、背中を押され、また、細道をひたすら歩いていく。
ただ、 「人生は夢だらけ」:も一人の人間だということ 「大人の掟」:言葉の重さ 「目抜き通り」:今を使い切る煌びやかさ と歌うのに対しこの「獣行く細道」で歌われているのは 「才能を持った人間の性」「役割や運命を悟ったあとの引き返せなさ」 「今を使い切って生きよう」という裏の主題は時代から一貫してが歌いつづけていますね。
人生を覆ってしまうような悲しみに出会っても、抱きかかえてそのまま進むだけさ。