キャンペーン期間中の売上数量をもとに、売上合計金額を計算したところ、30395円となるはずなのに30380円となってしまいました。
数値の部分を範囲選択して 「ホーム」タブをクリックして 「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタンをクリックします。
そしてこの0も、「小数点以下の表示桁数」を減らすことで消すことが可能です。
冒頭でも説明のとおり、四捨五入はエクセルの仕様なので仕方ないのですが、表示させる桁数を増やせば、四捨五入されないようにある程度調整出来ます。
とくに、掛け算や割り算、パーセンテージの計算では事前に端数が発生した場合の処理方法についてルールを考えておく必要があります。 表示形式で四捨五入を行なうと 「見た目」が四捨五入されるだけで元のデータは変更されません。 というのはあり得ません。
18小数点以下の数値を扱う際に使用する「四捨五入」。
(2)四捨五入とは限らない 商品単位で端数処理をする場合、四捨五入、切り上げ、切り捨て等が考えられますが、どのように処理をするかはExcelが決めることではありません。
ほかの関数でも代用できる! 端数の処理法によっては、他の関数でも代用が可能です。
roundの関数を使っても同様の現象が起きてしまいます。
単価が整数なので四捨五入をしなくても整数になります。 ROUNDで桁数を0にすれば、金額が全て整数になり、合計金額が30395円となります。 その中に、「セルの書式設定」という項目がありますので それをクリックします。
3ROUNDDOWN関数では、引数に表示させたい小数点以下の桁数をいれる。
セルは範囲選択してもOKです。
有効数字を変更したいセルの上で右クリックを押します。 このように、按分した数量の合計が元の数量と一致しないのは、四捨五入の性質上当たり前のことであって、Excelの計算は正しいです。 このように、表示形式で見た目上だけ四捨五入しているセルと、ROUND関数で四捨五入しているセルを計算に用いると、結果が合わなくなることが起こりえます。
その設定の状態で「小数点以下の表示桁数」を0にした場合、以下のとおり四捨五入されてしまいます。
5 3 2 [ 桁数] -3 -2 -1 0 1 2 3 仮に[ 桁数]に「-1」を指定すると、十の位までが求められるように、それより下の桁が四捨五入されます。